2015.03.19(Thu):私生活
23日 (20日目)
ひたすら進む。山口県に入る。とにかく山だらけの田舎。
スーパーマーケットが全然見当たらず、寺や地蔵がやたら多かった。
コンビニはセブンイレブンだけ。3km以上行かないと、
次のコンビニがないような場所。
港町に出たら街になる。
頑張って歩き、夜に関門海峡に着く。
疲れたので仮眠をすると、歩行者道路が閉まっていて、
近くで一晩を明かす事になる。
川沿いで湿度と風があり、すごく寒い。




24日 (21日目)
関門海峡を出て、ついに九州上陸!








さっそく、熊本までの道がわかりにくく、
コンビニで何度も地図を確認しながら進む。
迷いながらで思うように進まない。
ランニング中の人に関門海峡の
↓E0などの表示の質問をすると、
どっち方向に何ワットの速度で流れがあるかと教えてもらった。
他に、大型船がどっち方向にあるかも意味するらしい。

25日 (22日目)
地図を見ていたら、バイパス沿いを歩けば
最短距離のようだったので、その通り進むと、
山道に行ってしまい、グネグネ曲がっているうちに逆に遠回りになる。





途中、祇園って地名があり、京都みたいな名前だなと思っていたら、
祇園祭の発祥の地みたいな場所を発見する。




公園に水鳥がいて、本州で見たことがないのがいた。
寺で仮眠をとっていたら、屋根の下で一晩過ごす。超寒い。

26日 (23日目)
16時まで雨が降り続ける。
栄養失調で立ちくらみがする。
夜中に飯塚の冷水峠に入るが、
路側帯が30センチぐらいしかない所を
輸送トラックが通るので、超危険だった。
頂上のうどん屋で朝を待ってから進む。
山道は狭い箇所もあるものだけど、
側溝の上に歩行者用にブロックも置かず、
危険な通路のままにしている
飯塚の土木の担当は無能だと感じた。
それぐらい危険な通路。

27日 (24日目)
久留米市までたどり着く。
個々の店が3号線にズラっと並んでいるので、
休める場所がなく、ずっと歩き続けて八女まで着く。
夜中に歩いていたら職質され、
疲れてベンチで仮眠をとっていたら通報され、
1晩に2回も職質される。
なんか左足の小指が薬指の上に上がってくるなーと
思っていたら、小指と薬指の間にマメができていた。
マメが膨らみ、指の形が靴の形に変形していた。

28日 (25日目)
道の駅で休む。おじさんと話していたら、
コーヒー豆が入ったチョコをもらう。
ちょっと行くと、家畜用らしい傷んだ食べ物がコンテナに
入っていたので、キウイを1つ頂く。
これで何とか山を越えれるだけの元気が湧く。
日記を書こうとしたら、ボールペンのインクが上下で分かれ、使えなくなった。
ボールペンなんか道路に落ちてるだろうと思っていたら、
田舎すぎるせいで手に入ることはなかった。
山を進み、やったー!ついに熊本に着いた!
熊本には、天理教で知り合った友達が、
農業を一緒にやらないかと誘われていたのと、
弟が引っ越していているはずなので、
とりあえず会おうと思った。
しかし、教会に行って、家族と連絡をとってもらっても、
友達と連絡が取れなかった。
弟に電話をしても、電話が解約しているのか、
そちらも連絡が取れず、これからどうしようかと悩む。
イオンで地図を見て、ベンチで休憩をしていたら雨が降ってきて、
しばらく休んでいても止む気配がなかったので、
他のお客さんに聞いたら、1日降り続けると言われたので、
イオンに1日いるわけにもいかず、歩くことにする。
それからずっと田んぼが続き、雨宿りするを場所がなくて
バッグの中までびしょ濡れになり、荷物が更に重くなった。
地図にあった天理教の教会で洗濯をお願いしようと向かうが、
夜中で道や建物が見えにくく、田舎で目印がない。
足元がびしょ濡れの状態で朝方まで探すが見つからず、
新聞配達に聞こうとしても、邪魔だっ!と言われて停車すらしないとか、
その地名はどこにあるのかわかりませんと言われる。
新聞配達員って社会不適合者みたいなのの率が高いと感じた。
ガソリンスタンドに人がいたので聞くと、
地図を描いてくれた。
地図を見ながら探してもわかりにくかった。
やっと見つけ、朝勤めに参加しようかと思ったら、
ババアが出てきて、
「どこから来なすった?何しに来なすった?
私らはそんな事(洗濯)はしてやれん。
私らは昔からそんな状況で育てられてこなかった。
みんな不景気で必死に働いてるんだから、
私らは助けられんし、あんたも働きなはれ。」
と、言われる。
あっそ。と思って旅を続けた。
旅の目的の1つに、甘えを捨てるテーマもあるので、
これはこれでいいかと思ったが、
人助けをしなくなったをしなくなった宗教は終わりだな。
ババアはよ死ねと思うと同時に、
良い天理教との縁切りになった。
宗教は第六感を研ぎ澄まし、
神に、自然に、流れに、運命に良い方向に
身を委ねる意味があるが、
祈る、願う行為の宿命か、
神頼み、人頼みの自己のない無責任人間を作ってしまう。
自分にはもう神頼みなど必要が
なくなったのだと気付いたので宗教は必要ない。
理に叶う事を、自己の才能を活かし、
人の為に行い、思案しながら生きれば、
悪い事さえも良い事として良い流れに乗れる。
神頼みをして何もしないババアより、
神頼みをしない頑張る子供の人の方が、
人からも神からも愛される。神の使いが人間だから。
飲み食い、寒さ、疲労の次に、この試練。
しかし私は死ぬことはない。
公園で洗濯をしてから、コインランドリーを探す。
今まで散々あったのに、街に入ってもなかなかなくなり、
地域性を感じた。
やっとこさコインランドリーを見つけ、
持っていた百円だけ脱水をかけるも、
靴下とズボンが乾ききらなかった。
そこから、田舎すぎて皆が車で移動するため、
休む場所がなくなる。
やっと店の前にあった椅子で休んでいたら、
トイレからおばちゃんが出てきて、
話をしてたらお餅を焼いてきてくれ、
寒いから暖かい場所に来なさいと、
近くの店に案内してもらう。
そこは洋物雑貨と家具屋さんで、
暖炉の前に案内してもらい、
食べ物やコーヒーなどを頂いた。
暖炉も、店員さん達も暖かく、
家具はきらびやかで、素敵な物ばかりだった。
宗教をしていても、心が腐っている人間もいれば、
宗教をしていなくても、素敵な人もいる。
だから、宗教はキッカケに過ぎず、
世界を良くする為に努力を続けるかどうかだ。
店員さんは天草市出身で、
隠れキリシタン文化の町だから、
四国みたいに旅人などに優しくしてくれる街だと教えてもらう。
それと、この先にある八代に足湯があるから浸かっていくと良いと。
感謝をして先を進むと、足湯を見つける。
外気温が寒すぎてぬるかった。
からくり時計が近くにあったので、7時にどう動くのかを浸かりながら待っていても全然鳴らず、
時計を確認すると、すでに8時半を回っていてビックリしする。
それから道を進むと、海沿いから山沿いになる。
風がとても強く、駅のベンチで仮眠をして進む。
寒さと疲れで、精米所中で仮眠をする。
風もないし、部屋が狭くて
暖まりやすくてだいぶ助かった。

29日 (26日目)
とにかく山の中を進んでいく。
その先に公園があり、そこのベンチで仮眠をするが、
川沿いで風が冷たくて移動。
ボールペンのインクがありえない位置で切れ、
メモが書けなくなる。
ボールペンなんか、道路とかに落ちてるだろうと思ったが、
田舎すぎて拾うことはなかった。


30日 (27日目)
31日 (28日目)
山を抜けると、海沿いの町に出た。
その先のトンネルを歩いてたらパトカーが通りかかり、
危ないから乗ってと、事情聴取をされながらトンネルの先まで乗せてもらう。
その時にクマモンの反射板を3つ貰う。
安全を気遣ってくれる良い警察だと感じた。


2月1日 (29日目)

八女をずっと歩き続け、
次の町に入った時、
コンビニの前でカートを引いているホームレスが
手招きしていたので話してみると、
「来た道の収穫はどうだった?。」
「昨日は収穫はなかったが、今日は坊さんにたかったら七千円貰えた。」
「夜は店の軒下などで寝るが、通報されても警察は顔馴染みになっていて、話すとたかられるのがわかっているから見てみぬ振りをする。」
「嘘も方便で、何日も食べてなくて体調が悪いなど言って食べ物を貰った後、持ち合わせがなくて病院に行けないと言えば、食べ物と金が貰える。
金を貰った後に食べ物をせびると、
厚かましい奴だと思われて食べ物は貰えない。」
「昔はいろんな場所で働いた。」
「昔は仲間と行動を共にしていたが、自分達で稼ごうとせず、人に頼ってくるから一人で行動するようになった。」
「行政は手続きとかが面倒でややこしいから、病気でどうしようもなくなるまで、この生活は続ける。」
といった話を聞いた後、
ホームレスから五百円を貰う。
この旅を始めて現金をくれたのはホームレスだった。
辛い思いをしている人ほど、
他人の苦しみもわかるのかな~と感じた。
それから少し進むと、不法投棄扱いにされたゴミがあって、その中にアルバムCDがあったので拾っておく。
その日の夜は、スーパーの値引きされた
惣菜を食べることができた。

ブックオフを発見したので、
途中で拾ったCDを売る。
五百円ぐらいになり、百円割引券も貰ったので、
転売目的で百五十円のバガボンドを購入。
だいぶ歩いていた所に、ゲオがあったので
開店まで待っていると、DVDを返却に来た客に
倒れているのかと勘違いされる。
本を売ろうとしたら、日焼けがあるので、
買い取るとしても五円と言われ足元を見られる。
ブックオフで買ったばかりなのに、
そんなに状態が悪いはずがない。
ゲオに本は売らない事にする。

朝に水俣に入る。
道の駅で、ドラッグストアで買ったカップラーメンに
お湯を入れてもらい食べる。



それからちょっと進むと、海が見えたので
釣り人を見に行ったら、釣り竿を落とした!
仕掛けを投げて、釣り竿を車止めにセットしようとしたらバランスが崩れて落ちたらしい。
もう一本の竿で冷静に回収をしたが、
リールをロックしていなかったので、
ひっかける際に糸が出まくって使い物にならなくなった。



釣り竿を釣る釣りとは上級者だなと思ったので、
ちょっと話をしたら、
「自分は水俣病で、昔から釣りをしていて、
昔は水俣病とは医者もわからずに診断していた。
体が痺れたり、目が眩しくて開けられないなど、最近になって病状が悪化してきた」
と言っていた。
釣りがしやすそうな場所だなと思っていた場所も、
水銀によって死んだ海だから、全然釣れないとも言っていた。
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