福島・大野病院医療事故:帝王切開判決 無罪に医師、安堵 女性の父、目閉じ

 【 2008.08.20(水) 】

福島・大野病院医療事故:帝王切開判決 無罪に医師、安堵 女性の父、目閉じ

まず、前回の書き込みでキチンとこの事件を把握してないにもかかわらず
ニュースで見た遺族の立場からの意見を述べた事を反省し、
注意のコメントをいただいた事に感謝をします。

自分なりに今回の件について調べ、感じたことを書きます。

まず癒着胎盤の頻度は1万分娩に1例とも言われ、
平均的な産婦人科医が一生に1回遭遇するかしないかの
非常にまれな疾患とゆう事をふまえてもらう必要があります。

そして、今回の件の大きな要点は

①検察側と弁護側のの証言の正確性。

②手術の方法は間違いはなかったか?

③遺族が納得できる説明は行ったのか?

の3点かと感じました。

①の検察側と弁護側のの証言の正確性と、
②の手術の方法は的確だったか?についての証言をあげます。

●検察側の意見として、

★女性患者が癒着胎盤を起こしている可能性が高いことも手術前に認識していた。
助産師が「手術は設備の整った病院でするべきだ」と助言すると、「何でそんなこと言う」と拒否した。

★K被告が術前に行った超音波検査の画像から「癒着胎盤を疑ってもいいと思う」と証言し、癒着胎盤が予見可能だったことを指摘した。

★院長は大量出血が起きるまで帝王切開手術が行われていたことを知らず、知らせを受けて手術室に駆け付け、K被告にほかの医師の応援を提案したが「大丈夫です」と断られたことも証言した。

★田中教授  12月3日と6日のエコー写真には、癒着胎盤を疑ってもいいと思われました。
この患者さんは前置胎盤ということになっているのですが、前置胎盤というのは分娩直前に診断を行うことになっているので、帝王切開直前にもう一度検査をする方が良かったと思います。

★助産師は、県立医大病院で行われた同様の症例の手術で大量出血があったことを術前に聞いていたため、「うちの病院(大野病院)で対応できるのか不安だった」と述べた。

★検察は

 「(超音波検査)だけでなくMRIをやっておけば良かったと思わないか?」
 「医師として、癒着胎盤についての知識が足りなかったと思わないか?」
 「大学や近隣の病院から応援の医師を呼んでおけばよかったとは思わないか?」
 「クーパーを使わなければ良かったと思わないか?」
 「あなたは自分に、医師としての知識と手技と判断について落ち度があったとは思わないか?」

 と立て続けに問いかけたが、加藤医師はいずれも

 「思わない」「やれる限りのことを精一杯やった結果」
 と言い切った。

●ここからK医師の意見

★争点となっている胎盤と子宮の癒着が分かった時期について、加藤被告は「はがれにくいのは胎盤癒着のためとは考えていなかった。剥離の途中、クーパー(医療用はさみ)を使い始めたころから胎盤癒着が頭に浮かんだ」と説明。癒着を認識した上で剥離を始めたとする検察側主張に反論した。
「指での剥離が3分の2以上進んだ時点で、クーパーも併用した。指と違って剥離部分が見え、力を込めてピンポイントで剥離がしやすい」と適切な判断だったことを強調した。

★被告は、まず癒着を予測できたのかについて「事前に行った超音波検査や女性の症状から、胎盤が癒着していることは認められなかった」と答えました。

 そして、胎盤を引き剥がす医療行為を続けた点については「手でかなりの胎盤をはがすことができた。

 より的確に剥がすために、最終的に医療用ハサミのクーパーを使った」と述べ、無理やり引き剥がしたのではない、と主張しました。

 このほか、加藤被告は「手術中に出血が増えることもなく、血圧なども安定していたため、引きはがすことをやめようとは思わなかった」などと、自らの医療行為が正しかったことを強調する証言を続けました。

●それに対し弁護側の意見

★大阪府立母子保健総合医療センター検査科の主任部長が出廷大阪府立母子保健総合医療センターの25年間で胎盤病理をおよそ5万例、子宮病理を700例以上行ったキャリアを持つ、
大阪府立母子保健総合医療センター検査科の主任部長が出廷。「子宮前壁には明らかな癒着(ゆちゃく)はなかった」「子宮前壁に絨毛(じゅうもう)があったというだけでその上に胎盤があるという推論は無理」と証言した。

(1)子宮前壁近辺の組織片の写真から癒着を推測したもので、癒着そのものを確認したものではない、
(2)自らの病理鑑定を覆す証言である、
(3)たとえ癒着があっても超音波診断や肉眼では確認できないと証言した――などの理由から、信憑(しんぴょう)性が高まったとは言い難い内容となった。

福島県立医大の病理医が出廷した。争点の1つである、子宮と胎盤の癒着の部位と程度について問われ、病理医は、「癒着は子宮後壁から子宮口をまたいで、子宮前壁にかかっていたと推測される」と証言した。

加えて、検察から開示された胎盤の実物大の写真(胎児側と母体側両面)と、残存子宮を肉眼(写真)と組織の両方で観察した結果から、

 「脱落膜が子宮もしくは胎盤のどちらかにある場合は癒着は起こらない。脱落膜の状態からも、癒着が認められるのは子宮後壁のみで、前壁には認められなかった」

 「絨毛があったというだけで、その上に胎盤がどっかり乗っていたというのは乱暴。そういう推論は無理」
と繰り返した。

★弁護側の依頼で鑑定意見書を作成した東北大大学院の岡村州博(くにひろ)教授(周産期医療)が出廷。K被告が手術前に子宮と胎盤などを診察した内容について「間違いは何もないと思う」などと証言し、K被告に過失はないとの見解を示した。
公判で岡村教授は、亡くなった女性のように子宮と胎盤が癒着している症例(癒着胎盤)を手術前に診断できる可能性について「癒着の程度が非常に強い場合以外は難しい」と証言。
さらに、手術用ハサミを使い、子宮から胎盤をはがした手術中の行為についても「必要であれば使わざるを得ず、(自分が執刀医でも)同じ処置をしたと思う」と、弁護側の主張を支持した。
「通院中も入院してからも、超音波検査では子宮と胎盤のあいだに黒いすきま(クリアスペース)がはっきり見えており、癒着は確認できない」

 「穿通胎盤のような深い癒着があれば、胎盤部分はスイスチーズのように穴が開いて見えるもの。このケースでは組織が均一に存在している。尿中潜血反応があったというが、これは妊婦にはときどき見られることで、これをもって癒着を疑うのは診断の行き過ぎといえる。カラードプラーで血流を見ても、癒着があると言うことはできない」

と、K医師の判断は妥当であったと証言。

 「K医師は周産期医療についてよく勉強しているし、超音波診断の技術は非常に習熟している。カルテの記載からも慎重に患者さんを診ていることが見てとれる。もし癒着を疑わせる所見があったなら、カルテにそう書いていたと思う。(術中の対応についても)私も同じことをやっただろう」
胎盤がはがれなければ子宮摘出に切り替えるべきとする教科書の記載があること、また前回帝王切開創がある場合は、それが子宮前壁であれ後壁であれ癒着胎盤のリスクを想定すべきことを問い詰めたが、岡村教授はこれらについても、

 「そういう考え方があることは知っているが、実際に『胎盤がはがれない』という経験は私にはない。胎盤は、はがしてみればほとんどはがれてしまう。教科書に記載があっても一般的とは思わない」

 「胎盤が子宮前壁にあれば、前回帝王切開創に胎盤がかかっているリスクが高くなるが、それ以外は通常の前置胎盤と同じと考えてよいのではないか。子宮後壁にある胎盤が前回帝王切開創にかかる率はきわめて少ない。範囲として、まずかかることはない」
と一蹴した。

★弁護側証人として宮崎大学医学部産婦人科 池ノ上 克(ツヨム)教授。

 平成13年から本年まで16年間で前置胎盤で癒着胎盤であった症例は12例(4700件の分娩のうち)あったと証言。前壁に癒着胎盤があった症例は10例で、後壁に癒着があったものは1例(4700の分娩に1例)であったと証言した。12例の癒着胎盤の中で子宮摘出したものは9例あり、9例中、胎盤剥離をせず子宮を摘出したものは5例であり、これらは開腹後子宮前壁に穿通胎盤と明らかに癒着胎盤とわかった症例と、術前の超音波診断で強く癒着胎盤が疑われ、子供さんが二人以上いてこれ以上子供さんを希望していない症例に子宮を摘出したと証言した。

 胎盤を剥離後、やむをえず子宮を摘出したのは4例、子宮摘出前に胎盤を剥離するときは、途中で胎盤剥離を中止せず、すべて胎盤剥離を完了してしまうと証言、その方が子宮収縮が起き、出血が少なくなり、また止血操作がやりやすいことを説明した。逆に、もし胎盤の剥離操作を途中で止めて子宮摘出に移ると、出血が非常に多くなり、手術操作もやりにくい、そのために胎盤剥離を完了すると証言した。

大阪の国立循環器病センターの池田先生はクーパーを使用していると聞いているし、また、Operative Obstetricsという教科書にも記載があることも証言した。

加藤医師が応援を頼まなかった事について、止血操作のためになしえる処置が全て行われていること、他の産婦人科医師を頼んでも、それ以上できることはなく、一連の加藤医師の医療行為で、間違ったことはなかったと証言した。

★国立大学の産婦人科教授で、周産期医療の第一人者。加藤医師の起訴直前の2006年3月9日に意見書、2007年1月4日に鑑定意見書、同10月24日に鑑定意見書追加をまとめている。

(1)帝王切開手術前に、超音波検査だけでなく、MRIも実施すれば、癒着胎盤を診断できたのではないか。
(2)胎盤剥離の際、用手剥離に加えて、クーパーを使ったのは問題ではないか。
(3)子宮と胎盤の剥離が困難になった時点で、剥離を中断し、子宮摘出手術に切り替えるべきだったのではないか。
(4)大量出血を来した時点で、他院の産婦人科医に応援を頼むべきだったのではないか(大野病院の産婦人科医は加藤医師1人のみだった)。

 (1)について、証人の教授は、まず自らの研究を報告。1993年1月から2006年7月に自らかかわった分娩3757例のうち、前置胎盤は46例。そのうち超音波検査で癒着胎盤が疑われる所見が認められたのは13例だが、術後に病理学的に癒着胎盤が確認されたのは7例だった。この結果を踏まえ、超音波検査は癒着胎盤の診断に有用だが、100%の確率で診断することはできず、「MRI検査を追加しても、超音波検査を凌駕(りょうが)するほどの所見が得られるとは限らない」と教授は述べた。

 (2)では、「自院でもキュレット(子宮の内容物を取り出す際などに使う器具)を使うことがある。クーパーを使うことは不適切なことだとは思わない」とした。

 (3)については、「現在の所属大学でこれまで経験した約4700例のうち、癒着胎盤は12例。うち胎盤剥離を実施した7例(残る5例は最初から子宮摘出)については、剥離を中断したことはない」と述べた。その上で、「子宮喪失」という患者の心情に配慮したり、娠の可能性を残すためにも、可能な限り子宮を温存するのが重要であること、胎盤剥離の完遂で止血が期待できること、胎盤を剥離しないと次の手術がやりにくいことなどから、「胎盤剥離を完遂するという判断に誤りはない」と断言した。
 
 (4)についても、「加藤医師はスタンダードな対応をしているのであり、特段誤ったことはしていない。他院の産婦人科医に応援を求めても出血のコントロールに差はなかったのではないか」とした。

★池ノ上教授は、宮崎大学病院産婦人科で91年(当時は宮崎医科大学)から扱った癒着胎盤症例の実績を説明。症例12例のうち、胎盤剥離をせずに子宮を摘出したケースは5例で、残りの7例はいずれも胎盤を剥離したのちに子宮を摘出(4例)あるいは温存(3例)したとして、

 「胎盤を除去すれば、子宮筋層が収縮して血管を押しつぶすので血が止まりやすくなるという機序(仕組み)だから、胎盤はく離を優先する」

 「子宮を摘出するにしても、大きな胎盤が残ったままだと手術操作がしにくいので、(胎盤剥離を始めたら)中止することはない」
と述べ、検察側の主張を否定した。

「後から振り返って見ればそうかもしれないが、その時点に立って考えてみれば(胎盤剥離を完了した直後の2555ccという)出血量は多くないので、私も子宮摘出という判断はしない。加藤医師が胎盤剥離を完了させた判断に誤りはない」

と反論。その後、15分間で5000ccを超える大量出血となったことについても、

 「癒着胎盤に続いてDIC(播種性血管内凝固症候群=血液凝固因子が不足して、血が止まらなくなる状態)が起こり始めたのではないか。一般的に産科医が行う止血処置はすべてしている」

弁護側証人として宮崎大学医学部産婦人科 池ノ上 克(ツヨム)教授は今回の件で、加藤医師が応援を頼まなかった事について、止血操作のためになしえる処置が全て行われていること、他の産婦人科医師を頼んでも、それ以上できることはなく、一連の加藤医師の医療行為で、間違ったことはなかったと証言した。

●弁護側の著名な医師が証言していることからも手術の方法は的確だった事で、
最善の手段は尽くされていた事はわかると思います。

そして気になる事は、検察側と弁護側の証言で意見がまったく違う事。

今回のように、癒着胎盤の頻度は1万分娩に1例とも言われる特殊な希少症例の場合は、その道の権威と言われている病理医達の病理診断でも、それぞれの診断が3者3様に分かれてしまい、なかなか最終結論が出せない場合もまれではありません。

とゆう意見があるので、
検察側の証言も100%間違った意見ではないとも思いますが、

★主任弁護人の平岩敬一氏は、「本件は、胎盤剥離の続行が違法ということで逮捕・起訴に至っている。それがおかしいということが、これまでの証人尋問で明らかになったのではないか」との見解を述べた。その上で、「そもそも癒着胎盤は非常に稀な病気であるにもかかわらず、これまで検察側は一人も専門家の意見を聞いていない」と問題視した。弁護側は、胎盤病理や周産期医療の日本でもトップレベルの医師に鑑定を依頼したり、証人尋問を行っている。

と主任弁護人の平岩敬一氏が言うように、
検察側が最初から弁護側のように著名な医師の方々に意見を聞いていたら
こんなに話がややこしくならなかったのではないか?と感じました。

法廷 = 犯罪者
訴えた側 VS 訴えられた側

そんなイメージとゆうか、構造が真実をねじ曲げたように感じられ、
平成21年5月21日から行われる、裁判員制度で裁判員が的確な答えを出す妨げになるのではないかと感じられました。

●それに対し、遺族の意見ですが、

★何かが欠けているのか、ミスをしたのかなどを考えてください。弁護士は医師に何も問題がないと言います。緊急時の対応や手術にミスがないのなら、なぜ妻は死んだのでしょうか」なぜ事故が起きたのか、事故を防ぐことはできなかったのでしょうか。(真相究明に当たる)警察の関係者には感謝しています。

★「事前に、インフォームドコンセントやセカンドオピニオンを取るよう、なぜ勧めてくれなかったのでしょうか。なぜ真実の説明と対応をしてくれなかったのでしょうか」
「術前には院内外のアドバイスがあり、手術中には幾度も他の方が(他の医師に応援を頼むかなどの)警鐘を鳴らしたのに、それを無視した加藤医師の行為は許せません」
「医療機関の管理体制を強化し、二度と悲しい事故は起こさないようにしてください。再発防止と安全管理にまい進してください」
「ミスなかったなら、なぜ妻は死んだのか」
「事故から半年後に病院から示談の話が来たが、時期尚早と話し、交渉は立ち消えた。病院の壁は厚く、なぜ事故が起きたのか、真相が明かされないまま、ただ時間が過ぎていった」
警察・検察が捜査に動いたことは、遺族にとって朗報だったという。しかし公判で弁護側は、癒着胎盤の発生率は1万分の1程度できわめてまれである、予見は難しい、女性の胎盤が通常より大きく、異常も認められる、とする証言を重ね、医療過誤を否定した。
女性の弟もまた、手術中に家族への説明がなかったことを批判し、「その状況に光を差し伸べてくれたのは警察・検察。亡き姉に代わって感謝したい」と話した。

●この事からも、愛する人をなくした遺族に対する説明やケアがなされていなかった事がわかります。
そして、なぜ最善の治療が行われたにもかかわらず、
遺族はこんな思いをしなければならないか。
それについての意見も紹介させていただきます。

★有罪となれば、被告である執刀医は「犯罪者」だ。もともと産科は医師が患者から訴えられるリスクが高い診療科だが、大半は民事。それが刑事事件に発展したために「結果が悪ければ罰せられるのか」と全国の医師が猛反発した。おりからの医師不足、医療崩壊に拍車をかける事件として、政界、行政からも裁判の行方が注視されている。
産科で「訴訟リスク」が高い最大の理由は、出産という人生最良の瞬間を心待ちにする夫婦が、事故で一瞬にして絶望の淵に突き落されてしまうためだ。

★妊婦は健康な状態で入院する。この点が、病気やけがで入院する人と決定的に違う。その状況で、分娩中に何かが起こると、生まれた子どもに脳性まひなどの障害が残ったり、母体に危険が及んだりする。これが産科医に対する訴訟の多さにつながる。

 リスクマネジャー(事故防止や事故対応の担当者、医師や婦長クラスの看護師が多い)がすぐに患者・家族に知らせ、病院長以下が直接、迅速に対応するよう、書かれている。遺族への説明には、リスクマネジャーや病院長らが同席し、担当医 1人に任せない。こうした気配りが、医師―患者間の信頼関係を維持し、医療事故を“紛争”に発展させないための最善の策だからだ。

 弁護団代表の平岩敬一弁護士は、「本当は、遺族へのケア――『これはこういうことなんですよ』と説明してくれることが、必要なんだと思う」ともらす。

★医師と患者が、互いに理解を怠ってきた長年のツケが、この事件に回っているのではないか。K医師、女性の遺族とも、その被害者なのではないかと、思われてならない。

●無能な俺ですが、俺がポイントだと感じた事が上の文章で、
今回のようなことは、いつ自分が、自分の奥さんが、
自分の息子の奥さんが、自分の娘がなってもおかしくない事で、
誰もが「ミスなかったなら、なぜ妻は死んだのか」と思うはずです。

しかし、医師は出来る限りの最善の手を尽くした。

上の★ように、遺族も医師も被害者になってしまう、
とても悲しい事件です。

今回の件で無罪になったK医師がいた病院は不信感を抱かれ、
産婦人科を志す人も減った書き込みも見ました。

他の医師の方々が証言したように、K医師は的確な処置をしました。

そして、高齢化社会で老人が医療にかかる機会が増え、
少子化で子供を産んでもらう必要がある中、
医師不足が騒がれている時だからこそ、
医師を志し、困っている患者も、困っている医師も救ってもらいたいと思います。

本来は日本政府はニュースや各所で騒がれる前に
何らかの改善策を行うべきで、今後の課題の1つだと思います。

そして、今回は病院側が
遺族への説明を怠った事で家族が医師に対して不審を抱いたままだった事と、
異状死の届け出義務を怠った事で検察が動いたんだと思いますが、
今回のように予期せぬ事態が発生したり、
身体に異常があるから病院に行くわけだから、
検察は自主的に医療に踏み込むべきではなかったかと感じました。
基本的には遺族が疑問を持つ場合、医師と対話をし、
解決するのが最善の方法だと思います。

そして、警察、検察は人を疑うのが仕事で、
飲酒運転や路上駐車、自転車など、
さまざまなものの罰則が厳しくなり、神経質になっていると思うが、
疑ってかかればほとんどの人は犯罪者になると思うし、
良かれと思って人を捕まえても、その人の家族や周囲の人に深い悲しみを与えるので、
正義の立場のはずが、逆に悪の立場になる危険性を忘れてないでいてほしいと感じました。

科学も医学も日々進歩しています。
しかし、パソコンは未だにエラーやバグやセキリティーの甘さがあります。
日本の法律は現状に合っている、国民は幸せに暮らしていると言いかねます。
不幸の連鎖を続けている人間自体もまだまだ進化の過程です。

今回のように、まだまだ救急や医療で救えない命があるのも現実で、
癒着胎盤が手術前に映像などで簡単にわかるようになるのも、
体の中の構造なだけに、難しい技術が必要だと思うし、
癒着胎盤に100%対応できるようになるのも
あと何十年必要なのかわかりませんが、
「ミスなかったなら、なぜ妻は死んだのか」とゆう事がないようになるのが
文明の進歩だと思います。

現在の医療ではこうゆう予期せぬ事態が発生した場合、
脳梗塞や、心臓発作、天災などで死んだんだと諦めるしかないと思います。

そして、素人ながら今回の手術でこうした方が良かったのではないか?と感じたのが、
手術中の映像は撮っておいたほうが、手術方法で訴えられた時の参考資料になると思うし、
癒着胎盤などの対処方法として、今後の資料にもなると思います。

それと、今回の焦点の1つとして、
助けを呼ぶべきか、
呼ぶ必要がなかったかあったが、
非常事態が起きた場合、担当医師が1人の場合、
知識や責任の負担が大きすぎると感じたので、

患者の症状を事前にパソコンに入力しておき、
非常事態が起きた場合、ネットにつなげ、
今の現状を説明して、他の医師にも意見を聞けるようにできれば
知識不足で医療ミスを起こす事も減ると思うし、
他の医師にも聞く事で、遺族も最善の手を尽くしたと感じれるのではないかと思いました。


最後に、自分のせいで母親が死んだと思わないで欲しいと思います。
K医師も、生まれた子供も。

K医師はベストを尽くしていて、他の医師だったら助かると限らず、
他の医師も被害者になっていたかと思います。
(そこで家族への誠実な対応があり、異状死の届け出が行われていた場合、
結果は変わらなくても、ここまで大きな事件にならなかった可能性はあるが、
遅かれ早かれ同様の事件は起きていたと思う。)

そして、子供は成長した時に、自分のせいで母が死んだと思わないでほしいです。
それが心配です。
母はあなたを愛していたから産んだと思うし、
その母の愛情の分、元気に育ってほしいと願っているはずです。

そして、家族の方も、医師は最善の手を尽くしてくれたが、
その結果、愛する人を失った事になったが、
人を恨んでも時は戻らないから、
愛の結晶である子供のを大切に育てて欲しいと思います。

またいろんな意見があると思いますが、
コメントいただけたら修正していきますのでよろしくお願いします。

Category: 政治・社会

Theme: 医療・健康

Genre: ニュース

Comments (15) | Trackbacks (0) | トップへ戻る

Comments

色々と調べてご理解頂き、ありがとうございました。

Posted at 02:00:43 2008/08/22 by お疲れ様です

Comments

書き込みが遅くなってすみませんでした。m(_ _;)m

いろいろ読んでるうちに1日経ってしまいました。

今回の件では
刑事事件だった事や、
困難な医療だった事、
遺族の想いなど、
さまざまな要因が絡んでいて、
なるべくちゃんと書こうとしても、たぶんいろんな観点からコメントをいただく事になると思います。

それで、さっそく2008/08/21(木) 00:43:53 の書込をした者さん、コメントありがとうございます。

私も母が子と会えた事は凄いと思いました。
子供は無事に生まれていて、
母の分も生きてほしいと思います。

母は
子を今でも愛していると思うし、
家族が落ち込んだままだと心配すると思うし、
子供とゆう未来を大切にしてほしいと思います。

Posted at 01:29:33 2008/08/22 by 天野月熊

Comments

2008/08/21(木) 00:43:53 の書込をした者です

Blog主はこの一日でかなりの情報を得てご勉強されたと思います
その点に於いて感服いたします

一点だけ
不幸中の幸いというわけでは無いでしょうが、亡くなられたお母様は一瞬ではあるがお子様と対面できました
近代医学の助けが無ければ間違いなく母子ともに亡くなられていた事例のはずです
このような尊い経験の積み重ねで医学は進歩してきたのだと思われます
ご遺族の無念は察せられますが、その目を未来に向けていただけることを願ってやみません

Posted at 00:41:13 2008/08/22 by

Comments

自分の親に感謝してください。
そしてこれからの日本の医療を救う道を考えてください。
まっとうな判決がでただけですから。

Posted at 17:47:05 2008/08/21 by 3児の母

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管理人のみ閲覧できます

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Posted at 05:35:11 2008/08/21 by

Comments

オレから言わせれば、論点がずれている。

>今回の件では、患者が移転を拒んだって点と、
>キチンとした話し合いが行われたか?と、
>手術の方法にミスはなかったか?とゆう点が問題だったのかと思います。

コレを民事でやるのは大いに結構。愛娘が死ななければならなかった理由が、
医師の判断なのか、家族の判断なのか決着を付けられるから。



今回の問題は、『コレを刑事でやったこと』
医師が、『業務上過失致死で逮捕されてること』これに尽きる。


たとえるなら、濁流が来ると予想されていた中、川の中州でキャンプして
結果帰れなくなったのを救助隊が助けられなかった。
コレを救助隊が過失致死で逮捕されたのにかなり近い。


医療不信だのと絡み総じて論ずるのは、良くマスゴミがやる論点ずらしの常套手段なので
まねしない方がいいよ。それが格好いいと思ってたら、それBlog主だけだから。

Posted at 01:02:48 2008/08/21 by

Comments

丹沢で中州に取り残されたキャンパーを救えなかった救助隊も有罪だと、次のページで同じ論旨を展開してみてください。

Posted at 00:50:09 2008/08/21 by

Comments

訴えたのは検察
これは刑事事件です
ここの意味がわからないならもっとよく調べてからかいた方がようと思われますが

Posted at 00:43:53 2008/08/21 by

Comments

とりあえず、事件の前後関係を理解しないままで我慢汁出ちゃったBlog主だと言うことだけは理解した。


まぁ、マスゴミの報道を一方的に受けているだけだと、こういう結論に達する罠。
毎日なんかは、判決の前から『原告』を勝手に被害者認定してる記事を、恥ずかしげもなく掲載す有様だしな。

Blog主は、もうちょっとこの事件の背景を調べてから結論づけるべきだと思うよ。
全国の産科医の10%近くが、この告訴のあと辞めてる理由が見えてくるだろ。

Posted at 23:54:33 2008/08/20 by

Comments

おかしい

まったく理解していないのに斜め読みだけでブログを作成しているのですか?
おかしい。


判決文のみならず、判決要旨をすべて読んでみてください。
あなたはおかしい。

Posted at 23:48:35 2008/08/20 by 祭りをご希望されているのか?

Comments

間違っているよあんた

医者が殺すために治療しているわけないだろ.
二度と殺すなんて言葉使うな.
100%治せるなら葬儀屋いらねえよ.
それと民事裁判と刑事裁判の区別ぐらい勉強しとけ.あほ!

Posted at 22:26:18 2008/08/20 by ばか

Comments

この医師は手術が難しいことから、事前に転院をすすめていますよ。


物凄く優秀な医者が、適切な処置を懸命に施しても、助からないことはあります。
医者は万能でも神様でもないのです。

そもそも患者を殺してもいいなんて思う人間は、医療の仕事に関わらないでしょう。
患者さんが亡くなったら、お医者さんだって悲しいはずです。

Posted at 22:06:46 2008/08/20 by

Comments

どんなに完璧な医療行為をしても、人間死ぬときは死にます。それが医療の限界。
ミスがなくても結果が悪ければ逮捕。そんな仕事を誰が引き受けるのでしょうか。医師だって人間ですし、家族や生活があります。少しでもリスクを避けるのは当然でしょう。
それとも医師だけは聖人であれと。
自分を棚に上げて批判でもするのでしょうか。
それならば、あなたが医師になればいい。

Posted at 21:28:39 2008/08/20 by pon

Comments

残念な意見ですね

この件の状況を知った上での発言でしょうか?
もし知らなかったのであればよく調べてから発言していただきたいですし、知った上での発言であれば大変残念なことです。

この医師は事前に他の病院での出産を勧めていますが患者側が大野病院での出産を希望しています。

このケースはかなりハイリスクだったようです。
日本産科婦人科学会は以下のような見解を出しています。
「(略)当時、被告人が産婦人科専門医として行った医療の水準は高く、全く医療過誤と言うべきものではありません。癒着胎盤は極めて稀な疾患であり、診断も難しく、最善の治療が如何なるものであるかについての学術的議論は現在も学会で続けられております。 」

医療は絶対ではありません。最善を尽くしても救命できないこともあります。
それを「殺した」と言うのなら、医師たちはどうしたらいいのでしょう。ハイリスク症例には手を出さなければ良いのでしょうか。
この件を契機として多くの産婦人科医たちが意欲を失いって現場を離れたこと、そして患者のたらいまわしが増えたことをご存知ですか?

Posted at 21:18:00 2008/08/20 by もも

Comments

あまりに酷いので、書かせてください。

>結果として患者は死んでるわけで
医師に結果責任をかぶせるのであれば、危ない患者は誰も診なくなります。
結果として危ない患者を診る心ある医師は損害賠償を受けて財産も失う。
あなたはそんな医療現場を望んでおられるのでしょうか?

Posted at 19:57:52 2008/08/20 by ドットコム

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